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チュニジアの携帯電話とSIMカード事情を徹底調査!快適携帯ライフの始め方

MAYU

日本での快適な携帯ライフに慣れていると、チュニジアに来てからの携帯事情も気になりますよね!今回は、私も真っ先に調べたチュニジアでのSIMカード事情をご紹介します。

チュニジアの携帯電話&SIM事情

日本ではキャリアと契約して毎月請求されるという契約方法が一般的ですが、チュニジアではプリペイド式のSIMカードにチャージして使用するのが一般的です。1度SIMカードを購入し専用のアプリと連携してしまえば何度でも使用できるので設定自体は簡単です。

また、チュニジア人は通話+データ通信SIMを使用している人も多いですが、データ通信SIMのみで生活している人も多いです。チュニジアではFacebookなどの通話機能を使って電話する人も多いので、必ずしも電話番号を持っているわけではないようです。

チュニジア人はおしゃべりが大好きなので、うっかり電話番号を教えてしまうと引っ切りなしに電話がかかってくることも(さらに言えば、内容はほとんどありませんw)。教える場合は教えても大丈夫かよく考えた上で、教えたくない場合は「電話番号は持ってない」とやんわり断ることを強くオススメします。(代わりにFacebookのアカウントを教えてくれと言われることが多いです)

SIMカードが買える場所

  • チュニス国際空港

初めてチュニジアに来る方は、空港でSIMカードを購入するとスムーズです。チュニス国際空港には今回紹介する主要3キャリアの店舗が揃っていますので、迷わず購入することができます。また、英語が通じるのが空港だけなのでフランス語やアラビア語に自信のない方は空港内で購入しておくと後々安心です。短期滞在者の場合、購入する際にパスポートの提示を求められますので、携帯しておくようにしましょう。

  • 携帯ショップ・電気屋・KIOSK

日本と同様、携帯ショップや電気屋でも購入することができます。日本でいうコンビニのような「KIOSK」というショップでも購入可能です。料金はどこで買っても同じですが、先述した通り現地の言葉が分からないと設定方法や価格について質問したい時に困ってしまうかもしれません。とはいえ、携帯ショップに来るお客さんは、大抵SIMカードの購入やチャージがほとんどなので、ある程度内容を理解している場合は、簡単な会話で理解してもらえます。私の場合は「旅の指差し会話帳」を駆使して自力で購入しました。(強気で主張すれば案外大丈夫!)

チュニジアのSIM:主要キャリアは3つ!

MAYU

チュニジアの主要キャリアは「TT(TunisieTelecom)」「ooredoo」「orange」の3つ。それぞれの特徴をご紹介します。

(※)以下の内容はキャンペーなどの状況により変動する可能性があります。

TT(TunisieTelecom)

現在国内でのシェアは少なめですが、4G/LTEはチュニジアの主要都市で使用可能で、3Gと同等の価格で提供されています。サービス提供範囲は「ooredoo」とほぼ同じです。

サービス内容

利用可能期間データ通信量価格
2時間50MB0.2TD
24時間200MB0.9TD
7日間750MB3.5TD
30日間1.1GB4.5TD
30日間2.2GB8TD
30日間6GB15TD
30日間25GB25TD
30日間55GB50TD

操作方法等

公式HP(フランス語)https://www.tunisietelecom.tn/Fr
アクティベート「*140*0#」にダイヤル
カスタマーサポート「1111」にダイヤル
残高確認公式サイト・アプリのみ
チャージ可能額5.10.20.30.50(TD)
勝手に評価つけてみました
使いやすさ
(4.0)
通信速度
(3.0)
カスタマーケア
(3.0)
価格
(4.0)
総合評価
(3.5)

ooredoo

国内シェアNo.2の通信会社でユーザーの約9割が3G回線を使用しています。以前は「Tunisiana」という会社名でした。価格設定は他2社とほぼ同じですが、データ量に応じて購入データ量の約50%のクレジットが付与されるのが特徴です。

サービス内容

利用可能期間データ通信量価格
1日間100MB0.5TD
1日間220MB1TD
2日間440MB2TD
7日間1.25GB5TD
14日間2GB8TD
30日間3.5GB10.5TD
30日間5GB15TD
30日間25GB25TD
30日間35GB40TD
30日間55GB50TD

操作方法等

公式HP(フランス語)https://www.ooredoo.qa/portal/OoredooQatar/hala-prepaid
アクティベート「*124#」にダイヤル
カスタマーサポート「1111」にダイヤル
残高確認公式サイト・アプリのみ
チャージ可能額5.10.25(TD)
勝手に評価つけてみました
使いやすさ
(4.0)
通信速度
(4.0)
カスタマーケア
(4.0)
価格
(4.0)
総合評価
(4.0)

orange

チュニジアの携帯電話シェアNo.1のこの会社は、チュニジアで初めて3G回線サービスを提供したことでも知られています。人気No.1なだけあって、プランも豊富で選びやすいのが特徴です。さらに「HolidayPlan」という旅行者向けのお得なプランが用意されているので、旅行でチュニジアに訪れる方には特にオススメです!

サービス内容

利用可能期間データ通信量通話価格
1日間125MB0.5TD
2日間100MB10分間0.8TD
2日間200MB0.9TD
7日間350MB10分間1.9TD
7日間750MB3.5TD
15日間500MB20分間2.9TD
30日間1GB30分間5.5TD
30日間2.2GB8TD
30日間4GB12TD
30日間6GB15TD
30日間25GB25TD
30日間55GB50TD

操作方法等

公式HP(英語)http://www.orange.tn/
アクティベート「*104 (5)#」にダイヤル
カスタマーサポート「1111」にダイヤル
残高確認「*101#」にダイヤル
チャージ可能額5.10.20(TD)
勝手に評価つけてみました
使いやすさ
(5.0)
通信速度
(4.0)
カスタマーケア
(5.0)
価格
(5.0)
総合評価
(4.5)

滞在期間別のベストな選択肢

短期滞在(1ヶ月以内)

旅行等の短期滞在の場合、現地でSIMカードを購入する以外にも「ポケットWiFi」や「GlocalMe」などの端末を日本から持参するという選択肢もあります。出来るだけ安く抑えたい場合は現地でSIMを購入し、不安を最小限に収めたい場合は日本の製品を持参すると良いでしょう。

実際に私も10日間というかなり短い滞在期間で初めてチュニジアを訪れた際は「SIMカードが上手に買えなかったら心配・・・」と思い「GlocalMe」を持参していました。今思えば、なぜあんな馬鹿高い端末を購入して持ち歩いていたんだろう」と思い返すほどですが、これも経験あってこそですね。

中期滞在(3ヶ月以内)

チュニジアで入手できるSIMカードは、プリペイド式とはいえ日本人の金銭感覚からすればかなり破格です。日本で購入したルータなども滞在期間が長くなるほど通信費は日本円(もしくはドル)で請求されるのが一般的ですよね。

一番安く済む方法は、現地でSIMフリーのスマートフォンを購入し、現地のSIMカードを購入することです。チュニジアでは拘らなければだいたい約40TD程度でスマートフォンを入手することができます。本体価格はスペックによって左右しますが、デザインや最新機種などに執着しなければかなり安く済みます。そうは言うものの、私は熱狂的なiphoneユーザーなのでiphone XSをSIMフリーに解除した上で現地SIMを使用していました。

会社支給の携帯電話などがある場合以外、中期滞在の場合は現地で全て用意するか本体だけ持参することをお勧めします。

長期滞在(半年以上)

長期滞在もしくは永住の場合は、もう現地SIM一択ですね!その代わりと言っては何ですが、日本にいる家族との連絡手段としてIP電話や緊急時の連絡方法を用意しておくと安心ですね。こちらについては別記事で改めてご紹介しよう思います。

最後に

チュニジアでの携帯電話とSIMカード事情をご紹介していきました。こちらの生活に慣れてくると、日本での高額請求は何だったんだと言うほど安く携帯代が安く済んでしまいます。上記で紹介した料金等は日本以上にコロコロと変わるので、契約する前にチャージ方法や仕組みなどを確認しておくと安心ですよ!

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