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チュニジア最大の博物館「バルドー国立博物館」への行き方と見どころ

「チュニジアのルーブル美術館」とも呼ばれるバルドー国立博物館。ここは観光名所としてとても有名で、チュニジア最大の博物館です。チュニジア各地の古代遺跡で発掘された考古品が収蔵されています。特にモザイクの種類が豊富で、陸や海に生きるあらゆる生き物や当時の人々の生活を垣間見ることができます。

バルドー国立博物館への行き方・入場料・休館日

実際のチケット。現地の人は11DT、学生は学生価格で入れるそうです。
行き方<チュニスから>
新市街のバルセロナ駅か
リパブリック駅からLINE4のメトロに乗り、
ル・バルドー駅で下車します。
駅の北側から約300mほど進むと到着します。
入場料13DT(約420円)
休館日月曜日(チュニジアの博物館は基本的に月曜が休館日)
営業時間06/01〜09/15 9:00-17:00
09/16〜05/30 9:30-16:30
HPhttp://www.bardomuseum.tn/
eチケットあり(Tripadvisorで見学ツアー付きチケットが購入可能)
住所Rue Mongi Slim, 2000 Tunis, Tunisie

バルドー国立博物館の見どころ

バルドー国立博物館の収蔵品は本当に膨大です。全部見て回るのも良し、ポイントを絞ってみるのも良し。私はゆっくり見て回ったので、ここで見どころと美しいモザイクの展示をご紹介したいと思います!ツアーなどで解説があれば問題ないですが、事前に詳しく知りたい方や、チュニジア旅行は遠すぎてちょっと難しい・・・という方は、一先ず空想旅行を楽しんでみてくださいね!

エントランスに飾られた巨大モザイクと慰霊碑

セキュリティーチェックを通過し中に入ると、巨大なモザイクの壁が待ち構えています。2015年に発生した乱射事件の犠牲者を弔う慰霊碑が壁に設けられています。銃弾の跡が残る壁が現在もそのまま残されています。

ローマ時代の入浴設備:トスークモ

ローマ時代に使われていた入浴設備は「トスークモ」と呼ばれ、ローマ帝国が滅びるまで共同浴場の一つとして活用されていたんだとか。ローマ帝国が滅亡してからは、膨大な維持費削減のため徐々に数が減っていき、使われなくなってしまったのだそうです。発掘された「トスークモ」をまるごと持って来てそのまま埋め込むように展示しているので、当時どのようにして使っていたのかを実物大でイメージすることができます。

ローマ時代のモザイクコレクション

どれもこれも美しすぎてイラストの一部にするのがもったいないので、私が撮り貯めた写真を載せていきます。

ここに載せたものは特に私が綺麗だと感じたものの一部で、実際には小さいものから大きいものまで膨大な数のモザイクが収蔵されています。失礼ながら、何も下調べせずに行った私は「アフリカにある古代文明の博物館なんて・・・」とちょっとナメていましたが、帰る頃にはすっかり魅了されていました。

煌びやかな天井装飾と美しいイスラム建築

かつて宮殿として使われていた建造物というだけあって、とても高貴で美しい内装が特徴です。どこを撮ってもフォトジェニックな内装に「うちの壁紙もこれにしたい!」となんとも無理難題をフィラスに吹っかけていました。

ビーナス像とモザイク床の大広間

バルドー国立博物館にあるのは、モザイクばかりではありません。モザイクでできた床とそれを囲むように展示されたビーナス達はとても美しかったです。床のモザイクは、他に展示されているものとは時代が少し異なるようで、色合いや柄もちょっと違っていました。

おわりに

チュニジア旅行の定番スポットとして知られる「バルドー国立博物館」。日本からは気軽に行ける距離ではないですが、チュニジア旅行の際にはぜひ一度は訪れてみてくださいね!質問やもっと知りたい情報があれば、お問い合わせページからご連絡ください。

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