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【渡航者向け情報あり】チュニジアの基本情報と実際に文化に触れた感想をまとめてみました!

チュニジアの基本情報

日本とは縁遠いチュニジア。チュニジアってどんな国?って方も多いでしょう。私自身まだまだ未知数ですが、チュニジアの基本情報をまとめてみました。私が感じた率直な意見も踏まえながら解説しています。

基本情報

トルコの赤と白の旗がモチーフ。三日月はイスラム教国の国旗に多く用いられている。

正式名称チュニジア共和国
首都チュニス
人口1,157万人(2018年)
面積163,610 km²(北海道の約2倍)
宗教イスラム教(スンニ派)
言語アラビア語、フランス語
通貨チュニジアン・ディナール
政治体制共和制
時差マイナス8時間

外務省HP:チュニジア基礎情報

渡航者向け情報

ビザ3ヶ月以内(短期滞在)不要
パスポート残存有効期限:
3ヶ月+滞在日数以上
電圧127/220-50Hz : A/B/B2/B3/E/E2/O
気候沿岸部は夏は暑くて少雨、冬は穏やかな地中海気候。

チュニジアの祝祭日

チュニジアの祝祭日はイスラム教のお祭りを兼ねており、イスラム教に由来する祝日(★)は毎年変動します。イスラム教社会では、私たちに馴染み深い「太陰暦」とは異なる「ヒジュラ太陰暦(イスラム暦)」を適用しており、毎年11日ほどズレていて季節を反映していないのが特徴です。

元旦01月01日
革命と青年の日01月14日
独立記念日03月20日
殉死者の日04月09日
メーデー05月01日
ラマダン04月23日〜05月23日
ラマダン明け大祭05月24日〜26日
共和国記念日07月25日
犠牲祭07月31日
女性の日08月13日
イスラム歴新年08月20日
仏軍撤退記念日10月15日
預言者生誕祭10月29日

実際のところこんな感じ

英語はほとんど通じない

実際にジュニジアの街中で会話してみると、お土産売り場の店員でさえ英語が通じません。チュニジアの公用語はアラビア語で、植民地としてフランスの配下に置かれていた政治的背景から、フランス語は誰でも話すことができる様子。それでも日常的に使われるのは現地語であるチュニジア語で、チュニジア人と良好な関係を築くためにはチュニジア語習得が鍵となりそうです。

学校では英語教育が行われているため、若者であれば英語が分かる人もチラホラいました。とはいえ、日常的には使っていないので、日本人のちょっと英語が上手な人と同じくらいの人が多い感触です。

値切る、謝らない、羨まない

日本と大きく異なる国民性はきっとこの3つでしょう。最初はビックリしますが、文化を知れば納得とも言えるカルチャーショックです。

  • 値切る

ディスカウント文化の根付いていない日本ではちょっと不安になりますが、スーパーや大型商店以外の露店で買い物するときは、基本的に値切り交渉ができます。上手く交渉すれば、お土産やお気に入りのチュニジア製品を格安で購入することも可能です。ディスカウントに慣れていないと最初から高値を吹っかけてきたりもしますが、ぼったくろうとしている訳ではなく、コミュニケーションを楽しんでいるお茶目なキャラクターが垣間みえるといった感じです。日本にいても「冗談が通じない」と言われていた私は、慣れるまで少し苦労しましたが、日々の生活の楽しみ方が違うと理解できるとイライラしなくなります。

  • 謝らない

事ある毎に「すみません」と口走ってしまう日本人からは到底信じられないほど、彼らは全く謝りません。よくよく聞いてみると、謝ることは自分の弱さを認めることに値するのだとか。主に男性に多い特徴ですが、女性同士や家族に対しては素直に謝るのをよく目にします。これは「男は強くあり、家族を守りなさい」と教えるイスラム教の教えに寄るところが大きいようです。女性が平等に扱われる日本とは逆を行くスタイルですが、女性はとても大切にされているのが印象的です。

  • 羨まない

イスラム教の教えには「羨む心は災いをもたらす」というようなものがあるらしく、「いいな〜」とか「私も〇〇だったらいいのに・・・」なんて言葉を発すると怒られてしまいます。羨むと羨んだ相手に災難が降りかかると信じられているので、羨ましく思っていても口には出さないようにしましょう。ただ単に「いいね!」とコメントするのは問題ないそうです。

気になるトイレ事情

想定していたよりは清潔

チュニジアのトイレは、高級なホテルや施設だけは日本と同じクオリティです。それ以外の飲食店や施設は、正直ちょっと小汚いです。そうは言っても、日本のように悪臭の籠った感じではなく、ただ水でベチョベチョというだけなので怯える必要はありません。得体の知れない水を見ると、潔癖な私はいかに触れずに用を足すかを考えていしまいますが、お店ではなく家庭のトイレを借りることができれば結構綺麗に掃除されているので安心です。

使い方

チュニジアではトイレにペーパーは流しません。使い方はかなり大胆。トイレには必ず上の絵のようなホースが付いています。用を足した後、このホースで汚れを落とし、その後備え付けのペーパーで拭き取ります。使い終わったペーパーはカゴに捨てるのが一般的です。ちなみに、トイレのペーパーはキッチンペーパー並みに分厚いので吸収力はバッチリです。

このホースの使い方には熟練の技が必要なようで、私は未だに日本風のトイレスタイルを抜け出せずにいます。男性は普段と変わらぬトイレ生活を送ることができそうですよ!

リクエスト大歓迎!!!

こんな情報が欲しい!とリクエストがある方は、ぜひプロフィール末尾のお問い合わせフォームからご連絡ください。お調べして掲載させていただきます。

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