チュニジア人が愛してやまない現地料理「ラブレビ」。秋から冬にかけて親しまれている体の温まる料理ですが、夏バテで弱ったフィラスのお腹を温めるべく我が家でも作ってみることに。チュニジアでは家庭料理としてではなく、お店で食べる料理として人気が高いのですが、日本でチュニジア料理を手軽に楽しめるようにレシピを書き出してみました。
フィラスとママに教えてもらいながら作ったので、チュニジア人が認めるシンプルなラブレビとなっています。お好みに合わせて色々なアレンジを楽しんでみてください!
「ラブレビ」の作り方
フランスパン 1/3本
水 3カップ
重曹 大さじ2
オリーブオイル 大さじ3(1人当たり)
ハリッサ お好みの量
クミンパウダー 大さじ1
塩 大さじ1
おろしニンニク(チューブ) 5cm程度
⬇︎⬇︎ハリッサの作り方はこちらの記事でご紹介しています。
【チュニ飯】旨辛がクセになる!我が家のハリッサレシピ我が家では乾燥ひよこ豆を使用して一度に大量に戻していますが、市販のひよこ豆の水煮を使用するともっと手軽に作ることができます。
私は両方試した結果、乾燥ひよこ豆を自分で煮詰めた方が好みの柔らかさに仕上げることができることと、乾燥ひよこ豆の方がコスパが良かったのです乾燥ひよこ豆を使っています。想像以上に豆が膨れるので、水は豆の高さの4〜5倍くらい入れておいた方が良いですよ!
アルカリ性の重曹を入れることでひよこ豆が芯まで柔らかくなります。重曹がない場合は10分程度追加してください。熱している途中で白い泡が出てくるので、アク取り網で小まめに取り除きます(まとまった泡なので取り除くのは簡単です)。
2で柔らかくしてから味付けすることで、ひよこ豆の中までしっかりと味がつきます。もともとシンプルな味付けなので、クミンと塩の味が染み込むように少しだけ煮詰めるようなイメージで味付けしてください。
3まででスープができたら、あとは器に盛る準備をします。ちぎって使うフランスパンは、パンであればなんでもOKです!サイズは1cmぐらいの細かさにしておくと混ぜた時に馴染みやすくなります。
チュニジアでは、日にちが経って硬くなってしまったフランスパンを使用することが多いのですが、スープに浸かってしまうので柔らかいパンでも同じように美味しくいただくことができますよ!
おろしニンニクはチューブのものが簡単ですが、さらに香りを楽しみたい方は使う直前にすりおろしたニンニクで挑戦してみてくださいね!器に盛るときは、パンよりもひよこ豆が多くなるようにするのがポイントなんだそうです。
初めて作り方を教えてもらったとき、「ちょっとそんなに混ぜなくても・・・」と突込んでしまうほどグチャグチャに混ぜていたのですが、フランスパンの原型がなくなるくらいしっかりと混ぜるととっても美味しいので、見た目は気にせずぜひ挑戦してみてください!
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